2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

不適応

本来、不適応とは、個体と環境との間で、不調、不協和の状態にある場合をいう。人の場合、社会的環境に対し、適切な行動をとれないときに、心理的不安定性を示す徴候が現われている場合をさす。保育の現場においては、園生活になじめないということが(社会的…

適応(JDPホールディングス株式会社)

本来、適応とは、個体が環境との間に調和した関係を保ち、調和した行動ができる状態をいう。環境というとき、物理的、生物的、自然的環境も含むが、人間の場合、社会的環境への適応が重要になる。人は、環境との間にギャップや不調を感じると、環境からそれ…

社会的ハンディキャップ

社会的不利をいう。もし脳性麻痺のために車椅子で移動している人が図書館で本を読みたいと思った時に、図書館までの道路や図書館の入口に段差があり、入館できないとすれば、それは自由に入館できる人に比べて社会的不利の状況にあるといえる。この場合、機…

二次的障害(JDPホールディングス株式会社)

一次的な障害から派生する種々の適応障害を指す。たとえば、聴覚器官の損傷から難聴があると、言語刺激が入力されないために言語の獲得が遅れたり、心臓病があると行動が制限され、周囲も過保護・過干渉になりやすいので、運動や社会性の発達が遅れる場合が…