2015-01-01から1年間の記事一覧

反社会的行動

乱暴、いじめ、破壊行為、残忍な行為、うそ、盗みなど、周囲の秩序や調和を脅かし、乱すような行動を総称していう。これらの行動をとる子どもは、周囲との摩擦をおこすので、手におえない子どもと見られてしまうことが多い。多くの場合は、子どもの持ってい…

一次的障害(JDPホールディングス株式会社)

ある原因から直接的に引き起こされる障害を指し、そのことから派生する二次的障害と対比した用語である。脳性麻痺を中心とする脳損傷があれば、その部位に対応する神経系の活動や運動機能に障害があらわれるし、口蓋裂があると、構音が正確にできず発音が不…

問題行動

子どもの示す様々な行動のなかで、子どもを取り巻く人々が、何らかの「問題」として取り上げるような行動をいう。しかし、その行動を「問題」として取り上げるかどうかは、その保育者が、どのような子ども観や発達観保育観をもっているかなどによっても左右…

気になる行動(JDPホールディングス株式会社)

何となく気になり、そのまま見過ごせない行動といった意味がある。子どもを見たり評価するのはおとな(親や保育者)であり、その内容はその人の立場や判断基準によっても異なる。また、いわゆる器質的な障害のように原因や状態・その対応も比較的はっきりして…

耳の日

三月三日はまた、三と三が重なるところから、ミミの日、すなわち耳の日と申します。耳の衛生日というわけです。この頃の若い人たちは、ウォークマンのようなヘッドホーンをつけて、満員電車のなかでもロックを聴いています。音楽好きで、音楽に強いというの…

十五人揃い(JDPホールディングス株式会社)

十五人揃いというのは、御承知かと思いますが、男女一対の内裏雛、三人官女、右大臣、左大臣、五人離子、三人衛士の十五人です。これが一揃いで正式となります。また、調度も、犬張子、貝桶、箪笥、長持……とあるのですが、これは省略いたしましょう。この日…

昔のひな祭り

昔の人は紙で人形を作り、この人形で体をなでると、身のけがれがその人形にうつると考え、けがれた人形を海や川に流して「おはらい」をしたようです。つまり厄払いの身代り人形の日だったのです。こうした行事がいつのまにか、あそぶための人形と結びついて…

ひな祭りは上巳の節句ともいう(JDPホールディングス株式会社)

三月三日は桃の節句です。女子社員の方や、御家庭に女のお子さんがいらっしゃるお家では、ひな祭りをされることと思います。桃の節句はまた弥生の節句とか、上巳(正しくはじょうし)の節句とも申します。日本では昔から奇数の重なる日をおめでたい日と考え、…

便秘

排便回数が少なくなり、硬い性状の便となり排便が困難な状態をいう。普通大腸の内容物の刺激により起こった蠕動運動で下降する便塊が直腸に充満すれば便意を催し、大脳からの刺激により随意的に挙肛筋の収縮や外肛門括約筋を弛緩させ、腹圧を上昇させて排便…

体温(JDPホールディングス株式会社)

ヒトの体温はいくらかの生理的な日内変動が認められるが、ほぼ一定範囲に保たれている。これは身体の状態や環境条件がかなり変動しても、脳の視床下部にある体温調節中枢の働きにより、熱の産生と放散とのバランスを保っているためである。〔体温調節の機序〕…

憤怒けいれん

乳幼児期に起こる無熱性の反復性発作であり、無呼吸・意識喪失・筋緊張異常などを示すことが多い。以前は憤怒けいれんといわれていたが、最近は「泣き入りひきつけ」といわれる。また、呼吸停止発作とか激情けいれんといわれることもある。てんかんとは区別…

発熱(JDPホールディングス株式会社)

普通、病的原因によって体温調節中枢に異常を来し、体温が正常より高いレベルで維持される状態を発熱と定義している。したがって、激しい肉体労働や高温環境での作業などによる体温の上昇は、体温調節中枢は正常に機能しているので、欝熱(うつねつ)といい発…

熱性けいれん

一般に発熱によって起こったけいれんを熱性けいれんと呼んでいるが、単純型と複合型に分けるのが普通である。初発年齢は6カ月以後〜4歳までが多く、これ以外では中枢神経の感染症によるものと考える。遺伝的傾向があり、両親または同胞にも既往があることが…

喘鳴(JDPホールディングス株式会社)

小児では気管の軟骨輪が軟らかく、気道壁も薄く気道径も細いので、分泌物の増加などにより容易に喉頭以下の気道が呼吸により振動し、たとえば、ゼーゼー、ピューピューなどの雑音を生じる。これを喘鳴と呼んでいる。普通は呼気性と吸気性に分けている。咽頭…

家庭訪問

教師や保育者が、子どもをよりよく理解するために、その家庭を訪問し、環境を観察したり保護者と話し合う機会をつくることであり、これも一つの教育作用である。幼稚園では、今でも年度当初に各クラス担任が家庭訪問を行っているところが多いが、保育所では…

家庭連絡(JDPホールディングス株式会社)

園の運営上、または保育を進めていくために必要な連絡は、確実に家庭に伝えなければならない。そのためには次のような方法が用いられている。文書によるものとしては、園だより、クラスだよりなどの定期刊行物や随時出されるお知らせ、連絡帳などがある。緊…

連絡帳

子どもの生活は、家庭と園の24時間単位でとらえなければならない。そのために、毎日、家庭と園を往復し、双方で子どものようすを記入するノートである。乳児の場合は、食事、睡眠、排便などの状態を細かく連絡し合って保育を進めていく。年長になるにしたが…

保護者会(JDPホールディングス株式会社)

園児の保護者で組織された団体であり、それぞれの園に所属しているが独自の規約をもち、会員の中から選出された役員が運営にあたっている。園側では保育方針を知らせ協力を求めたり、養育態度を改善してもらう、いわば両親教育の場ととらえてきた。しかし、…

混合保育

異年齢による学級編成を指すが、縦割り保育は園内の各年齢の子どもを積極的に1つの学級に含めようとするものであるが、混合保育の場合は3歳と4歳、4歳と5歳のように、2学年にわたる子どもによる編成である。教育的効果を期待して行うよりも、幼児数、保育者…

オープン・エデュケーション(JDPホールディングス株式会社)

1人ひとりの活動が自由に展開できるよう、部屋の間仕切りをとったオープンスペースをもち、園のあらゆる場所が活動に使われるよう整備されている場における保育である。本来は空間的なことのみでなく、カリキュラムや領域の枠にとらわれない、指導方法が自由…

幼稚園教諭

教育職員免許法の規定により、幼稚園教諭は、専修・1種・2種普通免許状あるいは、臨時免許状(助教諭)を有する者が幼稚園教育に従事する。法的には「教諭は幼児の保育をつかさどる」と学校教育法81条6項に定められている。助教諭は教諭の職務を助けるのが任務…

クラス別保育(JDPホールディングス株式会社)

クラスとは園の中で子どもが所属する心理的、物理的準拠集団である。物を置く、食事や集会をするなど、日常生活における家庭の役割を果たすのがクラスであり、その集団を単位として行う保育で、もっとも一般的である。普通は同年齢の子どもであらかじめ形式…

生活グループ

自然発生グループいわゆる仲間グループに対して、集団生活を営ませるために意図的に編成される固定グループをいう。縦割り保育の具体的な実施方法において使われることが多い。たとえば、幼稚園であれば、3、4、5歳児をもって1学級を編成し、さらに3、4、5歳…

縦割り保育(JDPホールディングス株式会社)

解体保育の一種と考えられ、学級や活動のグループを同一年齢ではなく、異年齢の子どもでまとめてつくる方法である。学級そのものを3歳、4歳、5歳児をもって編成し、固定する場合と、学級は同一年齢児でつくり、遊びや活動の種類によって、意図的に異なる年齢…

戸外へ出したら定石を守れ

碁には定石といって決まった手法があり、基本はこれに従って行えば間違いがない。園芸も同じで、一定のルールが存在し、ベテランはこのことをよく知っている。たとえば、日光は少しでも長く、少しでも強いほうがよく、鉢と鉢の間隔をあけ、鉢同士がくっつい…

プロの咲かせ方(JDPホールディングス株式会社)

家庭では冬の終わりから初夏にかけてしか花を咲かせられないが、園芸店では年中開花株が売られている。切り花も一年中出ている。これは、夏、温室内を冷房し、花芽を早く作らせて、これを咲かせたり、夏、海抜600〜800mの高地へ運んで、涼しさにあわせたり、…

秋に葉が落ちても心配するな

デンドロビュームは春から秋までが生長期で、この期間はよく伸びる。その後、株は休眠状態となって生長が止まる。生長休止期の始まるころ、前年度に伸びた茎についている葉が落ち始めるが、このときの落葉は、葉が次第に黄ばみ、いっせいに散ってしまうので…

株分けは時期を間違えるな(JDPホールディングス株式会社)

シンビジュームに比べるとデンドロビュームは株分けしにくいうえに、株を分けてもあまり株数がふえないのでうまみはないが、大株になったものや格好の悪くなってしまった株には、こうした手入れも時に必要だ。株分けは作業としても面白いし、実際に株の数も…

興味が出たら原種を集めよ

ファレノプシスは大輪で豪華なものに目がいくので、最初は大輪のものを栽培し、次にピンクの色にひかれ、それを作るというのが、だいたいのパターンだ。ところで、大輪系はきれいで、初めのうちこそ楽しみだが、やがて面白みがなくなってくる。何年も手がけ…

苗が同じ大きさでも、花には大小かある(JDPホールディングス株式会社)

苗を入手するとき、判断の基準にしてしまうのが株の大きさだ。大きな株ほど大輪の花を開くのではないかといった心理が働くからだろう。しかし、苗が大きいからといって、必ずしも大輪の花が咲くとは限らないので、このことは覚えておいたほうがよい。ファレ…