テロの脅威と軍需産業、日本のとるべき行動とは?テロとの戦い。この言葉を、どれだけ聞いただろう。世界の平和を守るために、テロを根絶する。しかし、果たして日本に、そんな恐怖が存在するのか。アメリカ人が味わった同時多発テロの悲劇に、日本人が直面す…

イラクへ自衛隊を派遣するためのイラク特措法、インド洋上でアメリカ軍などに給油するためのテロ特措法。そんな抜け穴法案を、通過させてきたのである。しかし、これはすでに集団的自衛権の行使であり、この段階ですでにわが国の平和的憲法は、踏みにじられ…

納税者意識を持つことが、政治を変える原動力となる。日本人ほど、納税者意識の希薄な国民は、珍しいのではないか。現在、日本の納税者の約8割を占めるサラリーマンやOLたちは、会社から、自動的に源泉徴収という形で税金を引き落とされている。毎月、どれく…

目黒区に端を発したこの問題は、品川区をはじめとする他の自治体へも飛び火した。領収書のただし書きには、食費、私的タクシー費用、家電製品購入費、抱き枕購入費、誕生パーティー費用など、あきれるような項目がずらりと並んでいた。政務調査費については…

税金から支払われる議員の経費に、あきれるばかりだ。目黒ショック。東京・目黒区の区議の多くが政務調査費を不正に使っていた事件は、06年末に発覚して以来、そう呼ばれた。政務調査費とは、議員が調査や研究のために必要とする経費である。政調費は目黒区…

アメリカは、ベトナム戦争で激しく傷ついた。そのとき参戦したのも、共産主義をたたかなければアジア全体が共産化する危険性があると、考えたからだ。その敗北の教訓をなぜイラクで生かせなかったのかと、そう思う人もいるだろう。そこにあるのは、自由と民…

偏った自由と民主主義の押し付けが、戦争を引き起こす。世界に衝撃を与えた01年、アメリカの9・11同時多発テロ。ブッシュ政権の中枢を握っていたネオコンはそれを契機に、イラクへの強行路線を推し進めた。ネオコンとは、ネオ・コンサバティブの略で、新保守…