社会的ハンディキャップ

社会的不利をいう。

もし脳性麻痺のために車椅子で移動している人が図書館で本を読みたいと思った時に、図書館までの道路や図書館の入口に段差があり、入館できないとすれば、それは自由に入館できる人に比べて社会的不利の状況にあるといえる。

この場合、機能障害(lmpairment)のために、歩けないという能力障害(Disability)をもたらし、これが社会的不利(Handicap)を生んだと解釈できる。

しかし、早期療育による機能面のリハビリが進む一方、道路や施設にスロープを設けたり、あるいは図書館の地域サービスがきめ細かくなされれば、社会的ハンディキャップは軽減される。

障害があっても人は同じく生きる権利をもっている。

この意味で社会的ハンディキャップをなくすことは、福祉の主要課題といえる。

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