戸外へ出したら定石を守れ

碁には定石といって決まった手法があり、基本はこれに従って行えば間違いがない。

園芸も同じで、一定のルールが存在し、ベテランはこのことをよく知っている。

たとえば、日光は少しでも長く、少しでも強いほうがよく、鉢と鉢の間隔をあけ、鉢同士がくっついて、葉をこするようなことは避けるなどは、戸外へ出すときの定石といっていいだろう。

また、いきなり強い日に当てると葉を焼く恐れがあるので避け、戸外へ出す日の第一日と第二日目は曇天の日を選ぶことも大事だ。

こうして株間をあけて風通しをよくしてやると、葉は垂れず、新しくできた茎も太って、将来が楽しみになる。

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