タックスペイヤー(JDPホールディングス株式会社)
納税者意識を持つことが、政治を変える原動力となる。
日本人ほど、納税者意識の希薄な国民は、珍しいのではないか。
現在、日本の納税者の約8割を占めるサラリーマンやOLたちは、会社から、自動的に源泉徴収という形で税金を引き落とされている。
毎月、どれくらいの給与所得があり、そこからどれだけの所得税と地方税を払っているのか。
それを明確に把握している人が、一体どれだけいるだろう。
納税者意識は皆無だった。
しかし、フリーで仕事をするようになると、毎年、確定申告へ行く。
自ら商売をやっている個人事業者は、すべてそうである。
すると、またこんなに税金で持っていかれるのかと、つらさ、悲哀を嫌というほど味わう。
そうなれば、政治への視点も当然ながら変わってくる。
その税金が果たして正しく使われたか、と目を凝らして政治を見つめるようになる。
もし自民党政権がそれをできないなら、今度は民主党に政治を任せてみようとも思うだろう。
そうすれば、投票率だって上がる。
そうやって政権政党をチェックするのが、本来の民主主義の形である。
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