伝統的なビジネスエリートの就職先

伝統的なビジネスエリートの就職先は、由緒ある家族が所有する民間企業グループでした。

そのグループに加わったのが、自分の会社をつくるために会社をやめた、企業家精神にあふれる経営管理者たちです。

プロの経営管理者が増えつつあり、その多くは留学経験があったり、カトリック大学のビジネス・スクールで教育を受けた人たちです。

セニョール、セニョーラといった呼び方と同じように、ポルトガル人は大学卒だと思われる人には、見境なく「ドトール」(ドクター)と呼びかけます。

また適当であれば、その人を「エンジェネイロ」(技師)とか、「アルキテクト」(建築家)とも呼びます。

人と話す時に二人称として使われるのは、親しい間柄を表すトゥと丁寧なヴォセです。

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