初対面のときは尚更注意する

身内の者を紹介するときには、敬称をつけないこと。

テレビのインタビューなどで、時折ウチのお父さんは、などと云っているタレントがいますが、育ちが知りたくなります。

年少者を年長者に引きあわせる時は、年少者の方を先に紹介します。

これと同様に、地位の違いのある人は、最初に地位の低い人を高い人に紹介します。

これを間違えると、地位の高い人が先に「どうぞよろしく」と云うような結果になって、取返しのつかない失敗となります。

紹介を受けたら、腰かけていたら必ず立ち上って、坐っていたら座蒲団をはずして挨拶します。

初対面のときは尚更気をつけましょう。

嬉しいにつけ、悲しいにつけ何かのきっかけを見つけては、皆で集まってコミュニケーションする機会を持とうというのが、情報化社会の人間像でしょう。

結納は婚約パーティーにとって代られ、誕生祝いはバースディパーティーとなって、かつての家の中での催し事が、周囲の人びとを
含む、社会性を帯びたものへと変化してきました。

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