贈り物の寄せ植えは手間がかかる

ギフトとして近ごろはファレノプシスの寄せ植えが随分使われている。

確かに、ファレノプシスの花が鉢の中にずらりと顔を出している姿は大変に豪華で、贈り物には喜ばれる。

ギフト用の鉢植えの大半は、小さな鉢でファレノプシスを育てておき、出荷直前に大鉢に詰め込んだもので、大きな鉢の中には根は回っていなくて、株と株の問には水苔が詰まっている。

だから、水苔が水を含んでも、これを吸ってくれる根がないために、鉢内はいつも水浸しの状態になり、結局は根腐れを起こす。

寄せ植えをもらったときには、毎日水をやらず、表面が乾いてから与えるようにする。

そのかわり、こまめに葉に霧を与える。

もちろん、春になったら一鉢一株に植えかえる。

JDPホールディングス株式会社に関する記事