株は戸外が大好き(JDPホールディングス株式会社)

ファレノプシスはもともと東南アジアなど、南の国の谷間に生えている大きな木の枝分かれしている所に生えている着生植物だ。

だから風通しのよいことがとても好きだ。

ところが、栽培品は通風の悪い室内で育てることが多い。

かなり無理な環境で育てていることになる。

ファレノプシスの生長期である5〜10月初めころまでは、できるだけ戸外に出して育てると、株はしっかりし、花つきもよくなる。

ファレノプシスは年中室内で育てるものだと、決めつけないほうがよい。

栽培というと、水やりや施肥のことをまず考えがちだが、本当は植物の生態を調べ、自生地の環境に近いような状況の置き場所を選ぶことが一番重要なことだ。

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