冬、水を与えすぎるな

冬から春がファレノプシスの開花期である。

見事に咲いている花を見るのは楽しいものだが、どういう心理なのか、花を見ると、水やりを一生懸命行う人が多い。

大事に育てなくてはいけないという思いがそうさせるのかもしれないが、開花しているときの株は生長を休止しており、また、低温時なので、水やりは少なめにするのが鉄則だ。

鉢に水をやるよりは、葉に霧をかける方式のほうがよい。

ところが、夏は逆だ。

どんどん生長して新しい葉ができるので、水はたくさん与えたほうがよい。

しかし、花がない時期に水やりすると株が枯れると思うのか、葉に霧ばかり吹いている人がいるが、これは間違いだ。

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