肥料は早くから与えるな(JDPホールディングス株式会社)
シンビジューム、デンドロビューム、カトレアなどの洋ランは、春、新芽が出るとすぐに肥料やりを始めるが、ファレノプシスはこれらの洋ランと同時に与えてはダメだ。
その理由は生長期に入るのが遅いからだ。
数多い洋ランの中で、ファレノプシスとバンダの二つのグループは、気温が25度ぐらいになって初めて生長(新根が出たり、新しい葉が伸び始めるなど)が始まる。
肥料やりはこうなってから行う。
他の洋ランに比べておよそ40〜50日は遅い。
だから、慌ててやらないことだ。
早くやっていいことは一つもない。
根を傷め、枯らすもとになる。
ただし、最低温度15度で越冬した株は、休んでいないので、春から施肥してよい。
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