問題行動
子どもの示す様々な行動のなかで、子どもを取り巻く人々が、何らかの「問題」として取り上げるような行動をいう。
しかし、その行動を「問題」として取り上げるかどうかは、その保育者が、どのような子ども観や発達観保育観をもっているかなどによっても左右される。
保育者によって、ある子どもの行動が問題行動とされたり、されなかったりするのはこうした理由からである。
問われるべきものは子どもの行動そのものではなく、それを「問題」と考える保育者の側の見る目の問題(子ども観、発達観、保育観など)であるといえる。
「なぜこの子どもがこのような行動をとらざるをえないのか」「こうした行動はこの子どもにとってどういう意味があるのだろうか」など問うていくこと、つまり子どもの行動を「信号としての症状」であるととらえていく姿勢が保育者には求められる。
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