イタリア人の肩書
ドットーレに代表されるような資格を表す肩書もしばしば使用されます。
ドットーレは学位をもつ人全員に使用されるもので、もし間違って使用しても気を悪くされることはありません。
このように肩書を用いるとはいっても、だからといって、堅苦しい雰囲気や差別があるわけではありません。
イタリア人は非常にオープンで好奇心が旺盛ですし、異なったやり方やマナーに対して寛容な人々です。
たとえばもしあなたが遅刻したとしても、心から謝罪すれば、悪くいわれることはないでしょう。
イタリア人は、効率の悪いことや純粋な失敗に対しては非常に寛容です。
しかし傲慢や礼儀知らずに対しては、それほど寛容ではありません。
ビジネスにおける服装はきちんとしていますし、よい印象を与えることはとても大切です。
自分をひけらかすことはよくありませんが、しかし控えめに引っ込んでいることも決して得ではありません。
威厳をもって、しかしそれを売り物にしてはいけません。
権威のある人らしくしても、権威主義的であってはなりません。
地域的には、北部へいくほど、人々はより真剣に、より真面目にふるまいます。
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