高芽が欲しけりゃ秋肥をやれ
高芽が出やすいことが、デンドロビュームの人気を低下させている。
花芽だろうと期待していたら、出てきた芽がいつの間にか、葉になってしまったり、根が生えてきてがっかりさせられたという経験のある人は多いはずだ。
高芽の発生は株そのものの栄養状態にもよるが、多くは手入れの間違いによることが多い。
ただし、株をふやしたいときは、この高芽の出し方を覚えておくと便利だ。
デンドロビュームをふやす手段として株分けがあるが、急にはふやせないし、さし芽では開花するまで年月がかかりすぎる。
その点、高芽を植えれば早く育つので便利だ。
高芽は秋に肥料を与えるとたくさん出るので、ふやしたいときは高芽を発生させるとよい。
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