熱性けいれん

一般に発熱によって起こったけいれんを熱性けいれんと呼んでいるが、単純型と複合型に分けるのが普通である。

初発年齢は6カ月以後〜4歳までが多く、これ以外では中枢神経の感染症によるものと考える。

遺伝的傾向があり、両親または同胞にも既往があることが多い。

低体重出生児には熱性けいれんの頻度が高いといわれている。

けいれんは大発作型であり、大抵は数分以内におさまるが、一般に15分以内のものが多い。

けいれん時の処置としては安静にし、顔を横に向け吐物の誤嚥を避け、熱が高くならないように解熱剤を使用する。

舌を咬むことはほとんどない。

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