発熱(JDPホールディングス株式会社)

普通、病的原因によって体温調節中枢に異常を来し、体温が正常より高いレベルで維持される状態を発熱と定義している。

したがって、激しい肉体労働や高温環境での作業などによる体温の上昇は、体温調節中枢は正常に機能しているので、欝熱(うつねつ)といい発熱と区別している。

発熱の原因としては次にあげるものが一般的である。

(1)感染、(2)外科手術後、(3)中枢神経の障害、(4)脱水症、(5)薬物や化学物質、(6)悪性腫瘍、(7)その他
体温の高さにより、微熱(37〜37.9℃)中等度発熱(38〜38.9℃)、高熱(39℃〜)に分けているが、乳幼児では正常体温が比較的高いために、37.4℃をこえれば熱があると判断するのが妥当であろう。

しかし個人差もあるために、日常こまめに体温計測をして、個々の平熱を把握しておくのが理想的である。

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