憤怒けいれん
乳幼児期に起こる無熱性の反復性発作であり、無呼吸・意識喪失・筋緊張異常などを示すことが多い。
以前は憤怒けいれんといわれていたが、最近は「泣き入りひきつけ」といわれる。
また、呼吸停止発作とか激情けいれんといわれることもある。
てんかんとは区別しているが、てんかん類似疾患と考えられており、発作のないときの脳波は正常である。
乳幼児の4-6%にみられるとの報告が多い。
生後6カ月から1年までに発症するものがもっとも多く約半数を占め、2歳までがこれに次ぐ。
発作は痛み・驚き・怒りなどにより誘発され、泣き声をだし続け、呼気を続けるためチアノーゼとなる。
チアノーゼ型と蒼白型に分けることが多い。
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